寺島 正枝 11月29日に成田からセブ島へ。
娘は初めて海外へと飛び立った。
何気ない会話から、「私留学してみる！」と言われ、
あれよあれよと言う間に、旅立ちの日。
成田空港で一人出発ゲートを入り、
飛行機が飛び立つ寸前に来たメール、
「行ってくる」
この、一言を見て、涙が出そうになった。
「行っておいで」
どんな経験してくるかわからない。
英語もほとんどできないし、
よく行く気になったなと関心している。
この留学を申込み、出発までの2ヶ月。
一向になんの準備もしようとしない娘に不安を感じながら、
とりあえす、パスポート手配だけは済まして、
ほっておいた。
いよいよ2日後に出発を控えた日、
たぶん、不安もあってか娘は熱を出し、
えっもしかして、キャンセル？
そんな言葉も頭を過ぎったけれど、
もうこれは私も腹をくくるしかない！
家に帰って、
「今日1日で治すよ！
もう行かないと言う選択肢はないからね！！！」
と言うと、
娘は「うん、わかった」と言って
本格的な準備に取り掛かった。
成田空港で飛行機を見送った後、
空港内にあるピカチューのツリーを見て、
娘の子供時代を思い出し、
娘も大きくなったんだなと、
そんな思いを抱きながら一人帰路へ
家に着き、
出発から約8時間後、
娘から最初に届いたライン。
私のさっきの涙返せ！