寺島 正枝 
今日で留学して3週間目。
色々な出来事と心の変化がありました。
【到着当日】
寮についてすぐ、
帰りたいコールが届き、どうなることかと。。。
【1週間目】
オリエンテーリングで、モールへ行き、両替を体験。
その後、学校の規則や、街でのトラブルに合わないための注意事項を聞いて、
萎縮、「マジ帰りたい」コールが届く。
翌日は英語クラス分けテスト。
その2日後、同室の人が規則違反してるかもと謎の訴えが来て、
自分も同罪として退学になるかもと不安になり動揺したメールが届く。
結局、数日後、そんなに大した問題でない事がわかりやっと落ち着いたけど、
その間も、
毎日8時間の英語の授業、知らない人たちとの学食。
昨年までの娘を考えたら、
少し過酷すぎたかなと思ったりして、
また、能面のような顔になって帰ってきたらどうしようと
私自身もハラハラとした1週間目。
それでも週末には、別の日本人留学生達に誘われて、
海外で初めての海へ。
その夜には楽しそうな写真が送られてきた。
【2週間目】
飲んしまった海水にあたったらしく、
夜中に腹痛と下痢でトイレから出れない状態になり、
腹痛で授業を休んだと学校側から連絡が入る。
翌日まで治らなかったら
現地の病院に行く予定だったが、
その夜には回復。
本人曰く、現地の病院と聞いて、怖すぎて
絶対治してやると気合いを入れたらしい。
英語の授業はわからないなりに、
一生懸命がんばっているように見えたけど、
3週間目に入る寸前。
「もう授業出たくない。無理！今日は授業休んだ」と連絡が来た。
ここまで、
なんだかんだと振り回されていた感があった私は
もう心配するのはやめようと
意を決して、
「あと、2週間をどう過ごすかは自分で決めてね」
嫌な授業があるなら、それだけ欠席させてほしいと頼む手もある
どっちにしても先方には言われなければ伝わらないよ」
とメッセージを送った。
【3週間目】
不思議な事に、3週目から
娘からネガティブメッセージが来なくなった。
あれから授業もどうしたかはわからない。
ただ、今まで出来なかった事をチャレンジしはじめ、
シェイクを飲んでみたよと嬉しそうなメッセージが届く。
明日は違うの飲んでみると。
3週目にして、
私は自分の心配性に飽きて？、
もうなるようになると思った事ですごく楽になった。
娘は娘で、どうやら帰りたいという気持は無くなったように見える。
夜届くラインの内容も
買い物に行ってマニュキュアとサンダルを買ったことや
早々に卒業証明書をもらった事など、
楽しそうな話題へと変化していった。
何が変わったかはわからないけど、
3週目にしてやっとお互いに楽になった。
来週24日は海外で初めてのクリスマス。
そして、来週末には1カ月間の留学を終えて帰国してくる。
どんな顔して帰って来るやら。
どうか
留学最終週のこの1週間も
娘にとって素晴らしい思い出となりますように。