世界遺産 今帰仁城跡(なきじんじょう)、別名:北山城(ほくざんじょう、ほくざんぐすく))を訪れる

世界遺産の今帰仁城跡(なきじんじょう)、別名:北山城(ほくざんじょう、ほくざんぐすく))。

壮大で優美な曲線を描く城壁。

今まで耳にしたことがない虫達の鳴き声。

ここにいると、どこか見知らぬ空間に迷い込んだかのような錯覚が起きる。

800年以上前に、ここではどんな暮らしと、どんな信仰があったのだろう。

〈今帰仁城の歴史〉
沖縄県国頭郡今帰仁村に位置する城跡で、琉球王国成立以前に存在した北山の国王・北山王の居城。現在までに発見された城郭跡は12 〜13世紀頃の築城されたもの。1429年中山王尚巴志(ちゅうざんおうしょうはし)が、北山、中山、南山の三つの王国を統一し、現在の那覇市に首里城を築いて琉球王国を作ったのち、1609年薩摩藩による琉球侵攻後、1665年(中国暦で康熙4年)(和暦で寛文5年)に今帰仁城は廃城。