京浜急行で行く「みさきまぐろ切符」の旅

京浜急行品川駅の券売機で普通に買える「みさきまぐろ切符」で学生時代の友達と小旅行に行ってきました。

みさきまぐろ切符は、品川駅、三崎口間の往復チケット、三崎口からのバス運賃、昼食代(提携している沢山の飲食店から選べる)、提携の施設利用1回券が付いて3060円。電車・バスはもちろん途中下車OKというとってもお得な切符です。(但し電車は戻ることはできないので、ご注意を!)

私達が行った1日コースはこちら!

1、10:21発品川駅発 三崎口行きに乗って、→11:33着(1時間12分)三浦海岸で下車
2、徒歩5分位の砂浜へ行って、砂浜でおしゃべり
3、浜辺から5分程歩いた場所にある「魚敬」というお店で昼食
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4、海沿いにあるマクドナルドでお茶しながら、次のプランを練り、森と温泉に行くことに決定。
5、三浦海岸駅に戻り、三崎口へ
6、2番のりばのバスに乗って、2番目のバス停「引橋」で下車。
そこから徒歩5分程の「小網代の森へ」
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ここは、東京ドーム15個分の広大な土地に、森林、川、湿原、海がある全国でも珍しい貴重な森なのだそうです。
森に一歩足を踏み入れると、ウグイスの鳴く声、森林の香り、小川のせせらぎ、気持ちのいい風。
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都会からほんの1時間半の場所にこんな場所があるなんて、もうここで1日中のんびりしたいくらい気持ちのいい場所でした(^ ^)

それと、この森の一番奥には、アカテガニの生息地があり、5月はちょうど求愛行動であるカニ踊りが見られます。
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潮の引いた砂場に、自分の巣へとメスを誘う無数のアカテガニ。
両手を挙げて求愛行動を繰り返し、めでたくカップルになるとこの踊りは終了。

なんでも、モテないカニは8月くらいまでこの踊りを続けているらしい。
なんて、涙ぐましい努力。

ガイドの方に
「どんなカニがモテるんでしょうね?」と聞くと、

「踊りで大きく逞しく元気に見えるカニでしょうかね。あと、胸にある青色が美しいカニですね。やっぱりアピールが上手いカニがモテますよ。人間と同じです(笑)」との事。

確かに、同じように見えるカニ踊りも、じっくり見ると色々ある。
当たり前かもしれないけど、カニにも、不器用なのがいるんだなと思うと微笑ましい。

小網代の森は、友人と、次は秋に計画立てようと話ながら、往復3〜4キロ程の散策を終え、先程のバス停へ。

7、3時半くらいのバス「城ヶ崎行」に乗車。

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8、途中、漁港や、海の上にかけられた城ヶ崎大橋を通り終点、城ヶ崎へ4時頃着。

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シーズンオフと言う事もあり、人はまばらでしたが、昔ながらのお土産売り場はオープン中。

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商店街を通り、京急ホテルの温泉へ。
ここの露天風呂は海と富士山を見ながら入れる絶景ポイント。

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少し曇りがちな空でしたが、富士山の形がぼんやり浮かぶ、うすいピンク色の空を見ながら、3人でゆっくり語って来ました(^ ^)
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9、京急ホテルを後にして、6時25分発の三崎口行きに乗車。
帰りのバスで城ヶ崎大橋を通る時に、今日初めて太陽が顔を出す。

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10、7時前くらいに三崎口に到着。19:27発→京急青砥行きに乗って帰途へ。

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20:31着(乗車1時間4分)に品川駅に着き、今日の日帰り約10時間の旅を終えました。

この旅、通常なら

京急線 「品川駅」→「三浦海岸」854円
食事 「魚敬」 1600円
京急線 「三浦海岸」→「三崎口」133円
京急バス 「三崎口」→「引橋」135円
小網代の森(無料)
京急バス 「引橋」→「城ヶ崎」350円
京急ホテル 温泉 入浴料 1000円
京急バス 「城ヶ崎」→「三崎口」400円
京急線 「三崎口→「品川駅 」926円

計5,366円となりますが、みさきまぐろチケットを利用することで3060円です。(すっごいお得!)

価格だけじゃなく、三崎口は満足度120%の旅でした。