不登校になってから、娘はまったく笑わなくなった。
能面のような表情で感情を全く見せない。
なんか食べたい物はある?
どこか行きたい所は?
ほしい服は?
どんな質問にも「わからない」「どっちでもいい」
解決の糸口さえ見つからず、お手上げ状態。
今の娘に聞くと、
「この時が一番辛かった。毎日どうしたら死ねるかそればかり考えていた。
でも、私には勇気がなくてできなかった」と。
笑いながら言ってるけど、親としては、辛い言葉だね。
でも、死なないでいてくれて本当に良かった。
そうそう、こんなことも言っていた。
「かあさんが帰ってくるのが憂鬱で、湧いてくる怒りで、今日帰ってきたら殴ってやる」そして「殺したい」と思ったこともあったと。
これも、また親としては驚きだけど、 正直な気持ちだと思う。
とにかく、殺さないでいてくれて良かった〜´д` ;
まだまだ生きていたいし、娘と一緒に色々したい事もあるし。
何より娘が幸せになっていく姿をみたいから。
娘への思い
娘への愛おしさはあの頃も今も変わらない。
不登校でも、笑わなくても、無視されても、くそばばと言われても、
大っ嫌いだと言われても、ご飯を食べてくれなくても、子供はかわいい。
不登校から4年間、色々あったけど、
私は娘のお陰で変わる事ができた。
娘を変える事ばかり考えていた、最初の3年間は毎日が空回りばかり、
なのに、問題は娘でなく、私にあると気付き、
私を変える事に集中し始めた1年で、娘は大きく動き始めた。
「変えたい」という心の奥には、コントロールしたいという思いがあったし、
娘も感じていたんだろうな。
そして、今は二人で笑いながら話せる。
笑顔が見えるだけで、本当に幸せ。
人生は探究
娘よ!
エジソンのように、電球を発明するまでにかかった1万回の道のりを「失敗ではない。うまくいかない方法を一万通り発見しただけだ」の精神で、何でもやってごらん。
少しでも興味のある事があったら、どんどんやってみて、自分を探究してごらん。
飽きっぽいじゃない。それは合わなかっただけ。
それでいい。
人生、一万通りどころじゃない。やる事、やれる事は無数にある。
いつでも「これやってみたい」を待ってるよ〜!
私もまだまだ色々チャンレンジしてくしね!