みなさんは普段どんな曲を聴いていますか?
アニメソング、J-POP、ジャズ、クラシック等、
その曲を聴くと、どんな気持ちになりますか?
そして、
「もしその好きな曲に色を付けるとしたらそれは何色ですか?」
こんな質問をされたら、
普通は「えっ?色?」ってなりますよね。
そんな、突拍子もない問いかけをしながら、
人が音によって、どう心を動かされているのか、じっくり探究していく。
「なぜ?」から探究心を触発し、子供達の心に火をつける
探究学舎について今日は話したいと思います。
探究学舎とは
この授業を主催するのは、三鷹に本校がある 「探究学者」。
「知識でなくストーリーを学ぶ」をコンセプトに、子供達に心震える授業を展開する学習塾です。
代表を務めているのは、『強烈なオヤジが高校にも塾にも通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話』『勉強嫌いほどハマる勉強法』などの著者でもある宝槻泰伸さん。
自称、桜井翔さん似。
高校退学〜大検取得〜京都大学という特異な経歴を持つとってもユニークな方です。
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探究学舎が目指すのは最高の教師
- 凡庸な教師はただしゃべる
- ましな教師は説明する
- 優れた教師は自らやってみせる
- 最高の教師は心に火をつける
<イギリスの教育哲学者ウィリアム アーサーワード>
探究学舎の探究LABO
探究LABOと言われているこの授業は、週1回、三鷹校、代々木校、成城学園ラボで開かれ、毎回、新しいテーマを親子で紐解いていきます。
そして、本日のテーマ。
音楽と色についての探究ですが、
オーケストラの生みの親として知られるハイドンが、
どのようにして、今のスタイルを作り上げていったのか。
人々を惹きつける魅力はなんだったのか。
それを、子供達に問いかけながら、時にはお父さんやお母さんと話し合いながら、
その過程をストーリーで学んでいきました。
その中で生まれた仮説。
音には波長があり、それらを組み合わせることによって、美しい音色が生まれ人々の心を動かしている。
そして、色もまた、波長を持ち、様々な組み合わせによって人々に影響を与えているものの1つ。
この二つには、波長という共通点があり、人は無意識に、これらの波長を感じ取って心を動かされているのではないか、音と色はどこかで繋がっているのではないか。
曲を聴いて絵を描いてみる
音と色、その仮説をもとに、タイトルも何も知らない曲を目を閉じながら聴き、
その曲にどんな事を感じたかを紙に描いてみました。
お題は2曲ありましたが、その中の1つはこちら⬇︎
そして、こちらが子供達やお父さんお母さんが書いた絵。
この曲はヴィヴァルディの春という曲なのですが、作曲家ってやっぱりすごいと感じる瞬間でした。
音色によって、心の中に春らしい風景や情景を感じさせているんですね。
音を聞くだけで、色が浮かんでくる。
明るい曲は明るい色に、物静かな曲は暗く落ち着いた色に。
こんな風に、影響を与えている2つの波長。
もしかして、普段聞く音楽を変えただけで、気持ちを変化させることもできるのかもしれません。私も色々なジャンルの音楽を聴いて心の動きを感じてみようと思います。
最後に
今回のようなワークは、一見子供達には難しいように思いますが、
先入観のない子供にはむしろ大人より簡単なのだそうです。
皆さんも、親子で音楽を聴いて、イメージを絵にしてみると
お互いの感じ方の違いが見えて面白い発見があると思います。
是非試してみてください。
探究LABOの次のテーマは数字です。
探究学舎でも、特に人気のあるシリーズが始まります。
ストーリーを学ぶうちに、算数が得意になっていた、なんてこともあるかもしれません。
興味のある方は是非、参加してみてはいかがでしょうか?
三鷹校 0422-26-5865
東京都三鷹市上連雀2-4-3 大商ビル7F
小学生:17:00〜18:30/週1回 90分/毎月15,000円
代々木校 03-5341-4367
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-12-13 アドス御苑マンション1F
小学生:17:00〜18:30/週1回 90分/毎月15,000円
成城LABO
東京都世田谷区成城2-40-5 ヴェルドミール成城2F
小学生:9:30〜11:00/毎週日曜日/毎回3,500円(チケット制)
教室が遠い方には家庭教育支援「tanQfamilyLabo」もあります。