WAVE出版「捨てるな、うまいタネNEO」藤田雅矢著 いちごもアボカドもメロンも食べたらまず種をまいてみよう!

捨てるなうまいタネNEO
毎日食べたいフルーツ。
いろんな種類食べたいけど、意外にいい値段。

そんな愚痴をこぼしたら、ある女性が教えてくれたこの本。
30種類以上もの、「タネの育て方」と「タネ蒔きの適期」が書かれていました。

種つきで売っているフルーツや野菜、
いつもなら皮とタネは生ゴミとして捨てている部分。

ですが、捨てずに土にまけば、高い確率で発芽するのだそうです。

とにかく何でもまいてみる

レモン、かぼちゃ、りんご、桃、みかん、いちご、ぶどう等、
とにかく種を取り出せそうなものは何でも発芽する可能性があります。

ガーデニングの知識もいらないし、特別な技術もいらない。
あり合わせの容器と水、または土があれば、種を植えて観察していると、
幾つかのタネは芽を出すんです。

とにかく、「今まで捨てていたタネから芽が出る」という感動体験は
一度味わうと、嬉しくてやめられなくなってしまいます。

例えばいちご

冬から春に出回るいちご。今が旬です!
いつもは一緒に食べてしまう表面のブツブツをピンセットで取り出し、水を十分に含ませたペーパータオルの上にパラパラと蒔いてみる。

適期なら10日程で発芽するので、よく育った立派な苗を選んで苗用ポリポットに植えかえます。

その後、さらに成長したらプランターなどに移すと夏まで盛んに成長し、秋冬に休眠期間に入り、上手くいけば来春にはいちごが収穫できます。

また、タネをそのまま土の中に埋めても、冬場なら、暖かい室内で約1ヶ月で発芽し、2ヶ月もするといちごの葉っぱらしさが増してくるそうです。

アボカドはちょっと難しい

サラダにしても、サンドイッチにしても美味しいアボカド。
厚い皮とあの立派な種、捨てる時にいつももったいないなーと思っていました。

この本には、このアボカドの発芽方法も書かれています。

冷蔵庫にしばらく入れてしまうと、発芽率はグンと下がるので、
買ってきてら、早めに食べて、洗剤でタネを洗った後、ペーパータオルと水を入れて立てておくと、(上手くいけば)芽が出てきます。

ただ、実をつける為には受粉をする必要があるので、どちらかと言うと観葉植物として育てることになります。もちろん1本の木から花が咲き、自然に受粉して実がなったという人もいるようなので、チャレンジする価値はありそうです。

アボカドの発芽は、私は2回ほどチャレンジしましたが、
まだ成功できていないので、現在再チャレンジ中です。

究極の安全食材

自分でタネを蒔き、育った食材を食べるって、何か贅沢な気分です。

もちろん、専門家が作ったものにはかないませんが、
安全性から見たら、これほど確実なものはありません。

ベランダや室内でできるものも沢山あるので、
これからも色々な種をまいて発芽チャレンジしてみたいと思っています。