【人生の岐路】トリプルカウンセラーによるコラボセミナー。人生の岐路において、人はどう考え、どう行動すべきか。

根本裕幸さん、大塚あやこさん・立花岳志さんのトリプルカウンセラー
鎌倉、海、蝉の声、太陽の日差しと熱気、そして、雲ひとつない空。

こんな日は、夏大好きな私にとってウキウキ、ワクワクが止まらない。もうスキップしたい気持ちを抑えながら向かった先は、

根本裕幸さん、そして、大塚あやこさん(あやさん)・立花岳志さん(たちさん)、トリプルカウンセラーによる
「人生の岐路において人はどう考え、どう行動すべきか?〜仕事・お金・パートナーシップ〜」のセミナー。

人間関係を構築していく過程

企画を立ち上げた時はご夫婦だったたちさん、あやさん達が、その後、離婚し、ビジネスパートナーも解消した日々を語る。

ぶつかり合いながら、お互いにとって、幸せの形を見つけるまで、

どちらも諦めない。
どちらも自分を妥協しない。
辛くとも逃げる事なく、忍耐強く、自分を語り、相手の話を聴きながら、起こっている事実を再解釈していく。

これは、夫婦とか、男とか女とかを超えて「人間として」の親密性を構築していく過程。

話を聞きながら、その忍耐と努力には、ただ、ただ脱帽。

そして、そんな二人に囲まれながら、自立系武闘派女子という言葉を世に流行らせ、女性に大人気のカウンセラー、根本さんが、淡々とジョーク混じりにコメントを加えてくれる。

根本さん曰く、
人間関係を続けていく上で必要なのは、「相手との違いを理解しつづける」事。

それは、相手へのリスペクトが必要で、

相手へのリスペクトとは、
=自尊心、

つまり、自分を信じられない人は、相手も信じられない。自尊心のない人は、人間関係を構築していくことが難しいのだと。

じゃあ、自尊心とは何か。

あやさんは、自分の好きと嫌いにこだわりを持つことだと言っていた。

ただ好きとか、嫌いとかじゃなく、【こだわり】なんだと、その表現が面白い。

そして、この好き、嫌いという感覚は、
自分と異なる価値観の人と出会うたび、
人それぞれの考え方や感じ方の違いを知るたび、
自分という人間を、別の角度で見る機会にもなる。

根本さんは、カウンセリング中に、
よく「あきらめなさい」という言葉を口にするらしい。

それは、けっして、ネガティブな意味でなく、
「私はそうゆう人間なのだと明らかにしなさい」という意味で。

何を選択するのか

人生の中で、誰にも訪れるであろう「人生の岐路」。

そこには人間関係が必ず存在する。

家族、パートナーシップ、友達など
全ての人間関係において、
なんか辛いと思う時、

相手や自分を責める、
離れる(回避する)、
仕事や他の物・人に逃げる、
妥協する、
諦める、
我慢する、
自分を誤魔化す、を選ぶのか、

たとえ、自分には理解が難しい事柄であっても、
相手を変えようとするのではなく、
自分と相手の価値観を大切にしながら、
お互いの違いを理解し、
尊重し合い、譲歩し合い、
活かし合う関係を目指すのか、

どちらを選ぶのかは、自分で決められる。

前者は、人間関係では、よくみる反応で、
実は、相手のせいにして、自分の問題から逃げているだけなんだよね。

だけど、後者は、二人ともに、忍耐と努力が必要で、一人では決して構築できない「二人で作りあげる」人間関係の上級編とも言える。

でも、この上級編へのステップは、お互いが、相手の行動や言葉に過度に反応しないために、感情と思考を分けて考えられる心の筋力を鍛える必要がある。

怒りが感謝に変わるまで、【気づいたら手放す】を繰り返し、思考の断捨離を続けて行く。

もちろん最初からうまくいくわけじゃないけれど、

今、たちさんとあやさんが、相手を憎む事なく、こうして関係を築けているのは、常に自分と向き合い、心の筋力を鍛えてきたからこそなんだよね。

私は、心の筋力は、まだ訓練中だけど、失敗することがあっても、やっぱり後者を選択していきたい。

共にいる相手と本音で語り合う。時にはぶつかり苦しく、離れたいと思う時期があったとしても、それでも、その人との関係を続けたいと「お互いが思える人」がいるって、なんて幸せな事なんだろうと思うから。

そう考えると、夫婦になるほどの縁がある人って、もっとも自分を成長させてくれる人なんだろうね。

鎌倉の夏、セミナーが終わって、潮風感じながら、海辺に向かうと、空にはこんな光。
鎌倉由比ガ浜の後光

ほんと、人生色々あるけれど、悲しみや傷ついたその場所に、いつまでも立ち止まってる場合じゃない。

そんな事を思いながら、
今年初めての夏の海を満喫した1日。
たちさん、あやさん、根本さん、
本日はありがとうございました!