絵を描くのが苦手な人でも、思わず夢中になる課題

20150222

みんなに出された意外な課題

臨床心理士の先生が、月に1回開催しているカウンセリング研究会に出席した時の話です。

今日はみんなに絵を描いてもらいます!と言われ

みんなで「えーーーーっ」と拒否反応が起こったけど、
それは意外な課題でした。

先生の出した課題は靴が下書きされた絵に
「世界一番汚い靴にして下さい!」 と言う物。

一瞬、みんな「えっ」っとなったけど、

ニコニコしながら、「クレヨン、マーカー、色鉛筆などなんでもOK!
汚く書くために何でもありの課題なので、思いっきりどうぞ!」と。

最初は少し戸惑ったけど、
黒、茶、灰色、赤、みんなあらゆる色を使って、
思いっきり汚く描くために、はみ出しもありでやりたい放題!

周りから、思い切った塗りっぷりの人を見て「汚ね〜」って笑顔が溢れる。

世界一◯◯で褒められる!

15分くらい色塗った後は絵の品評会。

先生が「一番上手く(汚く)かけた人は誰でしょう?」と尋ねると、
「◯◯さんのが汚くていいよね〜」とか、
「いや、◯◯さんのも結構汚いよ」と

側から見たら
褒めているのか貶しているのか分からないけど、
みんなすごく楽しそうに話している。

そして、最終的には、普段絵に苦手意識を持っていた人が一番に選ばれて、
「絵で褒められるなんて」と照れ笑い。
もしかしたら、その人にとって絵を描くというイメージが
変わるんじゃないかと思える光景。

先生曰く、

絵を描いてと言われれば、みんな無意識に上手く描かなくちゃいけないと思う。
だから拒否反応がでる。

でも、「思いっきり汚く描く」という課題は、上手く描かなくちゃいけないと
いう概念がなくなるから、みんな気持ちが自由になるんです。
汚く塗っている時、上手く描かなくちゃなんて思わなかったでしょ?

本当は普段描く絵だって、思いっきり楽しく書けばいいんです。
自分の中にある変な常識が自分を不自由にしているんですよ。と。

それを聞いて、
確かにそうだなと感じた。

すべての行動に通じる考え方

この絵を描くという課題を通して、
これはすべての行動に当てはまるように思える。

自分がやってみたいと思っていながら、手がつかない事があったら、
それは、心のどこかで、
上手くやらなくちゃいけない、下手だと笑われる、
と思うその思考が自分の世界を狭くしているんだろうな。と。

何かを始めよとするとき、
「世界一、変で、カッコ悪い企画」を始めようみたいに
逆転の発想でいけば、案外上手く行ったりするのかもしれない。

なんとなく、そんな事を考えた課題でした。

最後に、

この汚く絵を描くは、結構力を入れて描くので、
ストレス発散にもなります!
エネルギーが溜まってる子供達には、大きな紙を用意して思いっきり
やらせてみてほしい課題です!
是非お試しを!

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